<ツアーの流れ>
1日目:諏訪大社下社春宮参拝〜平福寺での特別な報恩法要に列席
- 一斉公開日前日に行われる「神仏報恩法要並びに講演会」に関係僧侶、神職、檀家総代、プロジェクト役員らと共に、来賓席にてご参列。諏訪大社神職ご臨席の前で行われる真言宗智山派僧侶たちによる「大般若経転読」を目の当たりに。
- この日は、神仏プロジェクト公式カメラマンで当番寺院である平福寺とも縁の深い、三好妙心がガイド。
- 宿泊は、かつて中山道で唯一の温泉地として栄えた下諏訪。伝説の「綿の湯」でおくつろぎを。夕食時には、ガイドも参加。歴史・文化について語り合いましょう。

【諏訪大社下社春宮】 中世諏訪信仰の聖地「旧御射山」に水源を持つ砥川が谷を穿ち、里へと流れ出る境界に祀られた古社です。明治維新までは本地・薬師如来を祀る観照寺が併設されていました。

【万治の石仏】岡本太郎が愛した、個性的な姿で知られる巨大な石仏。自然信仰の磐座と仏教とが融合した神秘的な姿を拝みながら、その信仰の本質に触れていただきます。

【平福寺】神宮寺仏を多く引き継ぐ真言宗の古刹。宗良親王を祀る正八幡宮の別当寺、また、古代郡寺の流れを汲む可能性を秘めるなど、いくつもの顔を持つ奥行きの深いお寺です。

【平福寺蔵・旧三精寺本尊十一面観音像】下社秋宮境内、三精寺から移された古仏。この日の法要に続く講演の主題となる謎を秘めた仏像です。修験者でもあり僧侶でもある長谷川仏像修復士(講演登壇)により昨年修復されました。

【平福寺蔵・旧三精寺阿弥陀堂 阿弥陀如来坐】こちらも三精寺から移された鎌倉期の力強く堂々たる作風の古仏。運慶を代表とする慶派一門の仏師による作とされます。

【平福寺にて報恩法要に参加】法要は、真言宗智山派僧侶たちによる「大般若経転読」が圧巻。関係僧侶、神職、檀家総代、プロジェクト役員らと共に、本堂の来賓席にご参列いただきます。
*写真は昨年の法華寺での法要の様子。諏訪大社神職のご臨席のもと、「観音懺法」という貴重な法要が行われました。

【平福寺にて記念講演会に参加】
<特別講演>「旧三精寺本尊の修復成果~下社秋宮三精寺の信仰を巡って」
<登壇者>:長谷川高隆(仏像修復士/智照院屋代寺住職)、小林崇仁(平福寺住職/蓮花寺仏教研究所研究員)、石埜三千穂(諏訪神仏プロジェクト協議会企画局長(翌日のガイドです))
*写真は昨年の法華寺での講演会の様子

【信州下諏訪温泉 ぎん月(宿泊地)】宿泊先の下諏訪、諏訪大社下社秋宮近くの“ぎん月”さんへ。下諏訪宿は、中山道と甲州街道の交差する場所であり、中山道唯一の天然温泉の湧く宿場町でした。
【信州下諏訪温泉 ぎん月(宿泊地)】温泉は伝説の“綿の湯”源泉掛け流し。豊かな出湯にも諏訪大社の神様がかかわる物語があります。

【信州下諏訪温泉 ぎん月(宿泊地)】 「信州」「諏訪」と季節にこだわったお料理。SUWAエクスペリエンスガイドも同席させていただき、みなさまとお話しをしながら楽しい夕食を。*写真はイメージです。当日のメニューとは違う場合がございます。
2日目:諏訪大社下社秋宮参拝〜下社神宮寺旧跡案内散歩〜下社ゆかりのお寺へ
- 諏訪神仏プロジェクトの中心メンバー石埜三千穂によるガイド。午前中の「下社神宮寺旧跡案内散歩」は、現在はほぼ宅地となっている地をガイドとともに歩くことでありし日の下社神宮寺をイメージする貴重な機会。
- 主要な下社関係寺院・仏像のみならず、新発見や隠れたエピソードなどを交え、特殊な背景を持つ個性的な寺院と仏像に出会えます。
- 昼食は、昨年も好評を博した下社秋宮前の名店「二十四節気 神楽」の諏訪・信州にこだわったお弁当を、下社ゆかりの名刹照光寺でいただきます。

【諏訪大社下社秋宮】お宿の「ぎん月」から徒歩5分。隣接する宿場町とともに繁栄した下諏訪町の象徴で、社殿は国重文。かつて境内にあった三精寺は、今回の講演とツアーに深い関わりがあります。

【山王台】秋宮境内の高台で、諏訪湖を望む展望台として親しまれていますが、手塚光盛の「霞城」の城址であるとも伝えられます。ここから、旧下社神宮寺の跡地が一望できます。

【下社神宮寺旧跡案内散歩】維新から150年、神宮寺の跡地のほとんどが宅地化してしまいました。そんな中にも、旧態を偲ぶ痕跡が点在しています。聞かなければわからない神宮寺の偉容をご実感ください。
*画像は、「諏訪下宮神宮寺境内図」(江戸後期)の一部

【下社神宮寺旧跡案内散歩】宅地の中の道を、ガイドの話を聞きながら歩きます。

【下社神宮寺旧跡案内散歩】神宮寺旧跡に残る石垣。

【照光寺】下社神宮寺ともっとも縁が深く、多くの仏像・寺宝を引き継いだ、諏訪で最大規模の名刹です。旧神宮寺三重塔本尊の大日如来像をはじめ、中世の仏像を何体も拝観できます。

【照光寺】〈中央〉ご本尊の金剛界大日如来〈右〉旧神宮寺三重塔本尊 胎蔵界大日如来

【照光寺】旧神宮寺三重塔本尊 胎蔵界大日如来

【二十四節気神楽 諏訪・信州にこだわった特別なお弁当】 二十四節気神楽謹製、季節感、郷土色豊かなお料理がぎっしりと詰まった心躍るお弁当。*写真は昨年のお弁当。当日の料理とは異なります。

【真福寺】創建不明ですが、天龍川河口の要衝、高尾山城址の麓にあり、下社方の中世武士と深い関係があります。檀家に「シルク王」片倉氏がおり、立派な本堂、個性的な観音像が見どころ。

【真福寺】真福寺本堂

【真福寺】鎌倉時代の作とも言われる聖観世音菩薩像

【真徳寺】上社方で諏訪十郷ともいわれた本郷のひとつ、古田(ふった)の中心となる古寺。鎌倉最初期の銘を持つ神像めいた如来像など、いわくある2体の仏像が公開されます。

【真徳寺】真徳寺本堂

【真徳寺】鎌倉初期の銘をもつ一木造の古仏。(如来形ですが、観音様として信仰されています)源義家の孫で新田義貞の祖先にあたる源義重の開基仏との銘。

【惣持院(そうじいん)】下社の謎に関わる新発見の十一面観音御正体はじめ、見どころたくさん。秋宮を立てた宮大工の立川流彫刻コレクションも必見です。

【惣持院(そうじいん)】「下社本地仏」との墨書銘を持つ、十一面観音の懸け仏。



